岸環境建築設計事務所、日本の倉庫を居住空間に変える

岸環境建築設計事務所は、京都府久御山町にある住宅の倉庫を、オーナー家族のための追加の居住スペースとして改修しました。メインに隣接して位置する家 、倉庫には切妻屋根があり、一方の側がもう一方の側よりも高く持ち上げられ、暗い内部に自然光が入るようにしています。 通常の居住空間として設計されていないこの構造のユニークさを現代的に解釈し、内壁は露出したOSBボードで仕上げられています。

画像提供：葉倉智樹、提供：岸環境建築設計事務所

岸環境建築設計事務所によるプロジェクトは、民家の倉庫が多く見られる地域に位置し、この空間要素を現代に有効活用するソリューションを示しています。日本人建築家は倉庫と母屋を接続し、家族のための追加スペースを生み出しました。 暗い室内は、より高い窓を組み込んだ新しい屋根の形状によって変わりました。 窓に合わせて、構造の切妻屋根の片側が高く持ち上げられ、外部からの光をより多く取り込むことができます。

倉庫の屋根は既存の瓦屋根から金属屋根に葺き替え、既存構造への負担を軽減しました。内部は、壁がOSBボードで仕上げられており、床の大部分はラワン合板で作られています。 上層階の床の一部にはFRP格子を採用し、全体に自然光を取り込みます。 各フロアは仕切りのない単一の部屋で構成されていますが、建築家は家族の成長に合わせてさまざまな用途に使用できることを想定しています。 転換前の倉庫

プロジェクト情報:

建築家：株式会社岸環境建築設計事務所

位置：kumiyama-cho, kuse-gun, kyoto prefecture, japan

構造：木製

規模：地上2階

建築面積:75.53㎡（換算部分：16.75㎡）

総面積:88.78㎡（換算部分：30.00㎡）